と言うことで、ここから僕の挑戦は始まります。
マリオくん達に虫歯にならない何かを届けるために何ができるか、何を届けるのか
そこにこんにゃくをどうやって活用するのか
実家はこんにゃく芋農家だけれども、農家なだけであって食品としてのこんにゃくの専門家ではありません。
考えることはいっぱいです！

畑仕事しながら、トラクターを運転しながら、お風呂でもトイレでも
気づいたら毎日マリオのことを考えていました。

マリオくん達の歯を守るためにはやはり「手土産お菓子」の改善が必要。
こんにゃくでお菓子か〜。パッと思いつくのは日本でも大人気の蒟蒻ゼリー
こんにゃくは９０パーセント以上水分です。なのでゼリーにしやすいと言うメリットもありますが、ペルーまで持っていくには固形物じゃなきゃダメだな。しかもすでに存在する有名なお菓子。それじゃつまらない。

まずはこんにゃくの特徴を知ろう。
・カロリーゼロ
・食物繊維
・腸のお掃除
・食感、、、食感か〜
　
ぶにっとした食感・・・！
グミ！グミが一番良いかも！
それに、コンニャクの検索結果では
間接性清掃食品といってコンニャクの繊維で歯の表面を掃除できるってある〜！これだ！絶対これだ！

グミにトキメキました。

自分で言うのもなんですが、僕の良いところは
「思い立ったら即行動」
なんでもやってみる、行ってみる、行動あるのみ。

2018年サンフランシスコで大きなフードショーがあるとわかるとすぐに応募。
当時息子は１歳の誕生日を迎えたばかり。一人で行っても良いけどどうせなら家族で行きたいと奥さんに言うも「ハァ〜？？」と言われる。
が、ここは譲れない！
息子の初めての飛行機が長時間なのは不安だったがなんとかなる！と説得し
こんにゃくの可能性を探してファンシーフードショー2018inサンフランシスコの見学に行きました。

どうでもいいが、実はこの時フライト時間を前に大雪が。
どんどん積もってなんと飛行機が飛ばないというハプニング！
息子の初めての飛行機でただでさえドキドキしていたのに、飛行機を降り、荷物を返してもらい
でも大雪すぎてタクシーもバスも動かない。周辺のホテルも既に満室で
成田空港で一泊するというまさかの事態。

空港で配布された寝袋にくるまりながら一夜を過ごしました。
翌日別の便が用意されて無事に出国することができ、サンフランシスコに着いたときはほっと一安心でした。

到着後すぐ会場へ。
大きな会場にはいろんな食品のブースがぎっしり。日本から出展している企業もありました。

注目したのはオーガニック食品コーナー
すごい！特にお野菜系！健康志向だな！と本気で思いました。
しかし、お菓子コーナーを回った時は全く別の印象でした。
毒々しいくらいの色鮮やかなドーナツやキャンディ、美味しいけどやっぱり砂糖がめちゃくちゃ入ってる。
それじゃ虫歯になっちゃうんだよな〜

当然のことながら南米には北米からの旅行者が多い。ということはまずアメリカ人に虫歯にならないお菓子を選んでもらって旅行先に持っていってもらわないと意味がない！まずはアメリカを目指そう。そう思いました。